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輝く人(第05回:法学部法学科3年 荒瀬好則さん & 仏教学部仏教学科4年 竹花充輝さん)

2022/07/20

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選手として、運営として、 それぞれの立場からチームを支える2人

 荒瀬さん(法学部法学科3年)と竹花さん(仏教学部仏教学科4)は、本学の体育会排球部に所属しています。2人とも体育会排球部として日々活動を行っていますが、部を支える存在としてそれぞれ大きな役割を担っています。今回の「輝く人」では、そんな2人の活躍を紹介します。

2部リーグの得点王、荒瀬さん

 荒瀬さんは、リーグ屈指のポイントゲッターです。4月から6月にかけて行われた2022年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグでは、2位の選手と大きく差をつけて個人の得点ランキング1位となり、最多得点選手の証であるベストスコアラー賞を受賞しました。この結果について荒瀬さんは、「個人賞を受賞出来たことについては素直に嬉しいですが、チームの勝利に結び付けられなかった部分も多く、そこは課題として受け止めています。今後のために、自分のプレーが学生コーチや、他の部員から見た時にどう見えるのかを聞いたりして、自分の中のイメージと一致させられるように意識をして練習を続けています。」と話し、個人成績よりも12大学中で7位という成績に終わったチームの事を考えている姿勢が伺えます。

 受賞に至った自身の強みについて伺うと、「ジャンプの高さには自信があります。高校までも練習は頑張っていましたが、ただ与えられているメニューをこなしている事が多く、個人としては目立った成績は残せていませんでしたし、最高到達点(ジャンプ時に上に伸ばした指先から床までの距離)も自分は315cmに届けばいいと言われていました。そこから立正大学では自分たちで練習を考え、メニューごとに課題やテーマを決めて取り組むようになりました。また、学生コーチなどに客観的な意見なども聞きながら取り組んでいるので、自分の中で練習に対する意識が変わりました。」とのこと。平均身長が190cmの男子バレーボール日本代表選手の平均最高到達点がおよそ340cmといわれている中で、身長184cmの荒瀬さんの最高到達点はおよそ335cm。これは、2部リーグではトップクラスの数値だそうです。


 また、学業では社会科の教員免許取得も目指しているそうで、「中学の頃から、教員を志していました。社会が好きで社会科を専攻したかったので、教職とバレーの両立が出来る大学として立正大学への進学を決めました。学業と課外活動の両立は大変ですが、とても充実しています。」とのことです。

2部リーグの学連を支える委員長、竹花さん

 一方で竹花さんは、荒瀬さんとは異なり、選手としてではなく運営側として大きな役割を担っています。

 1年生の頃は選手として活動を続けていましたが、2年生に進級する直前に顧問から提案を受けて、一般財団法人関東大学バレーボール連盟(以下:学連)に所属する事となったそうです。体育会排球部が出場している関東大学男子2部バレーボールリーグは、この学連のもとで実施されており、開催要項の作成から、会場準備、情報発信、記録集計、会計管理まで、連盟に所属する各大学から派遣された部員によってリーグ運営全般の業務が行われています。そして竹花さんは、今年度から男子2部リーグの学連委員長を務めています。

 提案を受けた時の心境について竹花さんは、「学連にも少し興味はありましたが、スケジュールなどを考えると選手と学連の両立は難しかったので、正直な気持ちとしてはもう少し選手として頑張りたいという思いがありました。」と話しましたが、最終的には学連に所属する事を決めたそうです。


 学連での活動について伺うと、「最初は他大学の人と集まってマネージャーのような仕事をするのだろうという程度にしか考えていませんでしたし、実際に下級生のころは学連の先輩から指示を受けて動く事がほとんどでした。」と竹花さんは話します。しかし、その状況が大きく変わる出来事が起こりました。竹花さんが3年生の時に、4年生が主体となって進めていた学連の運営がうまくまわらず、春季リーグ戦が中止になってしまいました。


 この状況からの立て直しを学生が行うのは非常に難しいところですが、それでも竹花さんは、「それまで4年生に頼りきりの自分がいたのも事実だったので、いっそのこと自分の力で学連の運営を頑張ろうと考えるようになりました。受け身の姿勢ではなく、自主的にJVA(日本バレーボール協会)の役員の方や、他大学の顧問や部員などに積極的に話を聞いたり、メールを送ったりしました。今では委員長も務めさせていただくようになり、本当に忙しい毎日ですが、今年の春季リーグ戦も無事に実施できましたし、部の練習だけでは経験できないような多くの事を学べているので、今となっては学連に所属して良かったと思っています。」と持ち前の責任感や、人を巻き込む力を遺憾なく発揮させています。

 輝き方は大きく異なる2人ですが、どちらが欠けても今の体育会排球部は成り立ちません。2人の今後の活躍にも期待がかかります。


写真:法学部法学科3年 荒瀬 好則さん(写真左)と、仏教学部仏教学科4年 竹花 充輝さん(写真右)

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