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立正人(第06回:蛭田 佳人さん ②)

2021/08/10

  • # 立正大学
  • # 経営学部

在学中に起業を経験!
日本への貢献と見据える未来

在学中に起業を経験!

日本への貢献と見据える未来

 

立正大学経営学部 蛭田 佳人

横須賀明光高校 出身

2021年 経営学部経営学科 卒業

 

蛭田さんは、20213月まで本学に在籍し、卒業を迎えたばかり立正人です。在学中の2019年から起業を経験している蛭田さんの魅力について、全3回に分けてご紹介します。

2回テーマは、「立正大学での学びと経験」です。


前回は、学生時代の起業経験や将来像についてお伺いしました。そこで、経営者としての志がある一方で大学教員にも興味があると伺いましたが、それはなぜですか?
 方向性は同じです。日本企業への貢献といっても、自分一人じゃ限界があるし、影響力はものすごく少ない。そのような中で、自分と似たような志を持つ若者の育成や、経営学を通じてビジネスの楽しさを気付かせてあげる事で、ビジネスの世界で戦いたいと考える人を一人でも多く増やしたいと思いました。そうすれば、日本社会にとっても絶対にプラスになります。その手段の1つとして、教壇に立ちたいと思っています。
 また、私自身の経験を通じて、1でも多くの人に、人生を好転させるきっかけを提供したいと思っています。世の中の多くの高校生、大学生は『仕事は辛いもの』と考えていると思います。そんな人たちに対して、仕事というのは、とても楽しく、素晴らしいものなんだと前向きに思ってもらいたい。将来のこと、特に仕事に対して前向きになれるきっかけを提供していきたいです。ビジネスに関して興味関心がない学生に対して魅力を伝えて、日本企業の競争力を上げていく事に間接的に貢献できるなと思いました。


立正大学で刺激を受けた先生はいますか?

 一人が松村洋平先生で、もう一人がゼミの教授の藤井博義先生です。お二人に大学1年の頃に教わった時、純粋に授業が楽しくて衝撃を受けました。お二人みたいに、きっかけを与えられるような先生になりたいです。
 藤井先生の授業で魅力的に感じたのが、少しでも理解しやすいように、教え方が丁寧で分かりやすかった。また、映画鑑賞をしたり、ただ教えるだけではなく、関心を持てるような仕掛けを授業に入れていた点など、授業としての魅力がありました。また、簿記とかを勉強していく中で分からない部分や疑問点を相談したときにとても親身に相談を聞いてくださり、授業外のもサポートも徹底的にしてくださいました。

藤井ゼミではどのような活動をしていたのですか?

 藤井先生は会計が専門分野の方ですが、ゼミでは会計を専門としてやるのではなく、予め用意された書籍の中で、自分たちでどの本がいいかを選んで、その本を要約したプレゼンの練習を行います。3年生以降は2年生と一緒に合同ゼミを作り、一つの研究テーマに対して一つのグループを作って研究を進めていきます。テーマは会計だけではなく、経営戦略やマーケティングなど、各個人の好きな分野を研究しているゼミです。その理由としては、経営戦略やマーケティングといった企業経営と会計のつながりを理解してもらい、興味を持ってもらう、将来に活かしてもらうという事が目的にあると思っています。

藤井ゼミでの学びは起業をする上で役に立ちましたか?

 はい!とても役立ちました。私自身、起業していた中でも、企業経営と会計のつながりは、ものすごく実感しました。広告を打つにしても予算等の制約はもちろんありますし、戦略を策定するにしても会社の規模感で全く異なってくる。企業経営において、会計は切っても切り離せない存在です。だからこそ、会計の知見は全ビジネスパーソンに求められると同時に、マーケティングや企業戦略への理解も非常に重要です。この両面から思考力を伸ばせたことは、藤井ゼミのとても優れた特徴だったと思っています。

今まで交流を持った社長さん、経営者の方は何人ぐらいいます?

 交流の深さにもよりますが、話してアドバイスをもらった程度であれば、数百人はいると思います。上場したベンチャー企業の経営者から、大企業、中小企業の経営者まで多くの方とお話しさせてもらいました。忙しい中、お時間を割いてくださったのは、自分が大学生だったからこその特権だったと今になって改めて思います。

そこから得られたものはたくさんあると思いますが、あえて一つ挙げるとしたら?

 難しいですね、たくさんありすぎて。一つ挙げるとしたら、「挑戦を恐れず、自分のやりたい事を納得いくまで徹底的に実践すること」です。自分も含め、大半の人はやりたいことがあっても行動をしない、もしくは行動してもすぐに諦めてしまうと思います。しかし、経営者として、何百人の従業員を束ねるためには、そんなマインドではダメなのだと、学ばせて頂きました。また、小学校から大学までの学生生活では、正解がある問いに対して向き合ってきていると思いますが、ビジネスの世界においては正解がある問いはほとんど存在しないので、自分自身で正解を作っていかなきゃいけないというマインドは非常に大切であると思います。

次回の最終回では「立正大学での学びと経験」というテーマで引き続き蛭田さんをご紹介します。
立正人(第07回:蛭田 佳人さん ③)|立正人|RISSHO UNIVERSITY NEWS


立正大学経営学部 蛭田 佳人 さん

2021年 経営学部経営学科 卒業

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