9 身延山七面神示現

画像

【 解 説 】 日蓮聖人が身延山で説法をしていると、一人の見なれない妙齢な美女が熱心に聴聞していました。弟子や檀信徒達が不審に思っていると、日蓮聖人はその女性に向かって本体を見せるように命じられました。そして花瓶の水を女性にそそぐと、たちまちに龍の姿となって、花瓶にまつわりつき、恐ろしい姿を現すのでした。この龍は実は七面山に住む七面天女で、身延山を守る法華経の護法神であったのです。