【〇月△日の秘密その1】-4/8は花まつり-

2019年度入学式での花まつり法要の様子

4月8日の花まつりは灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、または誕生会(たんじょうえ)、釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)などと言われ、お釈迦様の誕生日を祝うために行う法会(ほうえ)です。起源はインド、4世紀頃に中国に伝わり、日本には7世紀から行われるようになりました。

お釈迦様のお生まれになったルンビニ園の花園にちなんで、多くの草花で飾られた花御堂の中に、右手で天を指し左手で地を指し「天上天下 唯我独尊」(この広い世界の中で私たち人間にしかできない尊い使命がある)と宣言されたお姿のお釈迦様を祭ります。

お生まれになった時に天より甘露の香水が降ったといわれ、このお釈迦様に甘茶をかけると無病息災が得られるとされています。お釈迦様に甘茶をかけるようになったのは江戸時代からで、それ以前は種々の香を煎じ作った五色香水をかけていたといわれています。

モラりすもお釈迦様の像に甘茶をかけて、立正生の活躍を願ってます

日本では推古天皇14年(606年)に行われたのが最初で、その後は各宗派に広まり仏教行事として親しまれるようになりました。また花まつりという言い方も、大正時代に親しみやすいように名付けられたものであります。

花まつりは、苦しみ悩む人々を救おうとしたお釈迦様のお誕生を祝い、お釈迦様の智慧と慈悲の教えを信じていくことを誓う日でもあります。本学では品川キャンパスや熊谷キャンパス入学式の際に花御堂(はなみどう)を設置して、本学生の無病息災や現世安穏・学業成就を祈念して法会を実施しています。

花まつりにちなんだ俳句
灌仏や皺手合する数珠の音   〈松尾芭蕉〉
子どもらも頭に浴びる甘茶かな 〈小林一茶〉
わらべらに天かがやきて花祭  〈飯田蛇笏〉
花まつり母の背ぬくし風甘し  〈楠本憲吉〉
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