立正大学社会福祉学部は「福祉」と「保育」と「教育」という分野を中心として、学生たちに学際的な学びの門戸を開いています。

「社会福祉学科」では、高齢者や障がい者など生活の困難を抱えた人たちを支える社会福祉のエキスパートを養成しています。社会福祉学科の学生たちは、高度な福祉の専門知識や課題解決力を身につけ、人々の人生の幸せをいかに考え、デザインするべきかを学び、探求します。卒業後の進路は特別支援学校の教諭や公務員、福祉系企業への就職など様々であり、そのいずれにおいても福祉社会を切り開くリーダーとして活躍できる人材を輩出しています。

「子ども教育福祉学科」では、教育・福祉・心理の3つの学問領域を柱に、子ども・家庭・地域の援助の専門的知見を持つ保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指す学生を養成しています。本学科での学びは、とりわけ福祉の観点をベースとして現代の教育課題に取り組もうとする点にその特色があると言えます。現代の教育者には、子どもの育つ家庭、地域、社会環境など、子どもの発達と生活を総合的に捉え、内容と実践の両面においてより良い教育を作り上げていくことが求められているのです。

現代社会には、差別、貧困、疾病、災害などによる、乗り越えなくてはならない様々な課題が溢れています。これらの課題はしばしばあまりにもスケールの大きなものとして我々の目に映りますが、決して他人事として軽視するべきものではありません。その解決の手法が本学部の学びの中にあります。我々、社会福祉学部の教員は、福祉と教育の専門家として、また国内外の一線で活躍する研究者・教育者として、学生の皆さんと共にこれらの課題に真摯に取り組んでいます。

皆さんには学内に併設されている大学の機関「ボランティアセンター」や社会福祉学部の機関「子育て支援センター」にも足を運んでほしいと思います。地域と強い連携を持つこれらのセンターでは、知識と体験の双方を担保し、実社会において求められる即戦力と応用力を身に付けることができます。

社会福祉学部 学部長 板野晴子

学部長プロフィール

■専門分野
教育学

■学歴・取得学位
2014年 明星大学大学院 人文学研究科 教育学 博士課程修了 博士(教育学)

■所属学会
・International Conference of Dalcroze Studies
・日本音楽表現学会
・音楽教育史学会
・日本音楽教育学会
・新渡戸稲造基金


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