立正大学 保護者のための就活読本
6/24

05「売り手市場」と言われる昨今、人材の獲得競争がますます激しくなっており、多くの企業で当初の計画通りの人材の確保ができない現実があります。こうした背景の中、2025年卒より採用直結型インターンシップが解禁になったことで、スケジュールの前倒し化が加速し、早めの内定、複数の内定を獲得できる学生と、波に乗り損ねて長期化を強いられる学生の「多極化」も目立っています。また、企業就職活動開始時期(就職活動終了者/単一回答)書類選考や筆記試験の競争倍率が上がっていると思われます。特に大手企業はよりその傾向が強くなっています。世間の価値観に縛られた就職活動は危険です。内定はゴールではありません。これから長い間働くことを考え、徹底した企業研究を行い、自分に合う「隠れた優良企業」 を発見することが成功への鍵となるはずです。なことはありません。中小規模の企業は、長く勤められる人材をしっかりと育てていく気持ちが強いため、さまざま研究業界研究がよくできていないうちに内定が出て、実際に働いてみて「イメージが違った」というミスマッチも増える方向にあります。それだけに、学生にとっては採用活動前の企業研究・自己分析などが重要になります。「売り手市場」ということで、気楽に構えていると厳しい現実が待っていることを頭に置き研究を行うよう、保護者の方は常に気にかけ、併走してあげてください。な角度から人物を見極めようと、選考では多様な試験や面接を実施します。選考を勝ち抜くためには大手企業、中小企業のいずれを志望する場合でも何よりも自己分析が欠かせません。自己分析とは、自分は何をしたいのか、何ができるのか、長所短所、特徴を把握することで自分の強みを見いだすことです。そのうえで「自分の強みを活かし、成長できる企業はどこか」という視点が重要になります。自分の長所短所などはなかなか本人ではわからないものです。お子さまの身近にいらっしゃる保護者の皆さまの客観的な視点や意見を提供することが不可欠です。採用試験のオンライン化によりエントリー者数が増え、企業研究や職種研究が十分でないまま、狭い視野でただし、隠れた優良企業なら採用されるかといえばそん出典:就職みらい研究所「就職白書2026」より作成3.04.82.32.54.02.32.53.04.84.52.84.13.64.34.72.85.05.16.3(%)3022.3201010.97.13月以前4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月10.97.110.07.18.55.62026年卒22.32025年卒16.32024年卒12.511.18.06.33.24.0卒業年次前年11.16.38.03.211.47.06.43.313.15.57.83.84.83.83.61.30.8卒業年次4.83.61.30.87.84.01.71.47.73.11.71.9卒業年次前々年7月以降3.84.24.72024年卒2025年卒2026年卒保護者からの支援が求められる現在の就職活動学生の就職活動スタートは3年生進級当初からが主流に「隠れた優良企業」の発見こそが、成功の鍵

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る