駅伝、そして世界へ。
選手の将来を見据えて
指導したい。

駅伝監督

Takao Nakamura

INTERVIEW

インタビュー

INTERVIEW

インタビュー

駅伝監督

Takao Nakamura

駅伝、そして世界へ。
選手の将来を見据えて
指導したい。

陸上競技部 駅伝部門スタート。

「陸上競技部に駅伝部門を新設し、ゼロから始める」。立正大学の関係者からそう聞いたときは、正直いって、ビックリしました。最初はその準備の相談を受けていたのですが、東京都陸上競技協会の理事として長いこと陸上競技会運営のお手伝いをしていて、直接的な現場指導強化にも魅力を感じていたところでもあり、ついには監督を引き受けることにしました。ゼロからとはいえ、立正大学には立派な陸上競技部があります。その中の駅伝部門ということで、そちらの監督にも理解をしていただいて協力をいただきながらのスタートとなりました。現在は、新しい選手のスカウティングと陸上競技部の長距離選手の強化育成の両輪で活動しています。

クロスカントリーコースを新設。

監督の仕事は選手のスカウティングからチーム強化のための練習内容の立案や合宿計画の立案などなど多岐に渡るのですが、一番最初に力を入れたのは環境の整備です。400mトラックのあるグラウンドの外周にクロスカントリーコースを新設し、変化のある地形を利用したトレーニングができるようにしました。私が習ってきたリディアード式のトレーニング理論では、スタミナの土台を作ってからスピードを養成すべきという考えがあり、走って体力つけると同時にウェイトトレーニングを行いたいのですが、授業があるので毎日遠くの野山に走りに行く訳にはいきません。このようなコースが身近かにあるというのは強みです。

まずは10000mの標準記録突破を。

練習の計画は、選手が目標とする試合から逆算して、どれくらいの期間でハードな強化トレーニングを入れて、どれくらいで調整をするかを考えて立案しています。最後の調整期間は基本的に本人に任せて。こちらから何秒で走れ、などの指示を出すと本番で疲れが出ることもありますから。大切なのは試合後で、その結果をもとにアドバイスを行い、次の試合に活かして行くのです。ハイレベルな駅伝大会では参加するために標準記録を突破する必要があるので、とりあえずの目標は10000mの試合に出て標準記録を突破すること。その後はインターカレッジの参加標準記録突破を目指して個別に自己ベストが更新できるようメニューを組み立てています。

駅伝で勝つ。日本代表を育てる。

駅伝は、日本ではとても人気の競技ですが、世界スケールで考えた場合、日本代表ってないんですよ。選手が世界で活躍するためには、1500mであり5000mであり、トラック競技で記録を伸ばすことは不可欠だと思います。駅伝部門なので駅伝で強くするんですけど駅伝だけで終わりたくない、と言うのが正直な気持ちです。選手一人ひとりの将来をきちんと考え、そこを踏まえて指導するように心がけています。もちろん、私も負けるのが大嫌いなものですから、出るからには勝ちたい。なので勝てる選手を育てていく、と言うのが大前提です。

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