選手たちの背中を押す
皆さまからの声援に
心から感謝します。

第35代学長

Eichi Terao

INTERVIEW

インタビュー

INTERVIEW

インタビュー

第35代学長

Eichi Terao

選手たちの背中を押す
皆さまからの声援に
心から感謝します。

長年の夢だった
駅伝部門創設

長年の夢だった駅伝部門創設
立正大学は、1872年に開学して以来の“襷”を受け継ぎ、2022年に開校150周年を迎えることができました。大学を挙げて数々の150周年記念事業に取り組み、その一つとして、本学の悲願であった陸上競技部[駅伝部門]が誕生しました。駅伝部門を率いる中村孝生監督には創設準備段階からご尽力いただき、創設に関わった誰もが共感を覚えたのが、アスリートとしての成長と人間的な成長をともに重視される中村監督の姿勢です。この駅伝部門の屋台骨ともいえるマインドは、「『モラリスト×エキスパート』を育む」 という本学のブランドビジョンとも見事に合致するものです。

選手の頑張りが
多くの学生を勇気づける

駅伝部門の学生に期待することは、地道に一歩ずつ努力を重ねる素晴らしさを体現する存在となってくれることです。学生の雄姿は、必ずや周囲の学生に勇気を与えてくれることと確信しています。また、日々の鍛錬によって、さらにハイレベルな世界で活躍するチャンスも広がるでしょう。ひとつの道を究めたからこそたどり着ける、言わばエキスパートとしての境地や、そこに至る自らの経験も、ぜひ多くの学生に還元してほしいと思います。もちろん、一朝一夕でたどり着ける世界ではないからこそ、目標に至る道のりや方法を日々自問自答し、ときには軌道修正しながら、今日できることを積み重ねた経験を発信してほしいのです。そこには駅伝に限らないあらゆるスポーツ、さらには学業にも通じるヒントがあるからです。

かけがえのない仲間との
かけがえのない大学生活

駅伝に挑む皆さんには、体を鍛え、技術的な成長を目指しながら、仲間同士で支え合う大切さを知ることで、心の成長にもつなげてほしいと思います。仲間とともに汗を流し、鍛錬を重ねていく過程では、チームとしての共通認識は持ちつつも、考え方や個性の違いを感じる機会もあるでしょう。それは、大きなチャンスです。自分とは異なる仲間の考え方を知り、多様性を認めて受け入れる態度が養われるからです。そんな仲間との出会いはかけがえのない財産となり、大学生活を駆け抜け、社会というフィールドに足を踏み入れる際の大きな力になるはずです。

声援を力にして、
ゴールまで走り抜いてほしい

駅伝部門の選手たちがトレーニングを重ねる陸上競技場は、2022年に開設55周年を迎えた熊谷キャンパスにあります。野球部やラグビー部、サッカー部など、輝かしい実績を残してきた部活動の存在も刺激になるでしょう。そして、熊谷という地域に密着したキャンパスとして、地域住民の方々からの声援も届いていることと思います。さらには、私自身も立正大学の卒業生ですし、多くの卒業生や品川キャンパスも含めた在学生、さらにはその保護者が皆さんの頑張りをあたたかく見守っています。歴史ある立正大学だからこそ得られる多方面からの声援を力に変えて、目標まで走り切ってくれることを願っています。

Interview - Eichi Terao