立正大学データサイエンス学部

Faculty of DATA SCIENCE

Akane


Ishikawa


博⼠(⼼理学)
石川 茜恵
いしかわ あかね
専攻(担当分野)
青年心理学、発達心理学
講師

略歴

2008年 中央大学文学部教育学科心理学コース卒業
2010年 中央大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程前期課程修了
2015年 中央大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程後期課程修了
2015~2016年 中央大学ライティング・ラボ アソシエイト・スーパーバイザー
2016~2021年 立正大学社会福祉学部子ども教育福祉学科助教
2021年 現職

研究テーマ

青年期の時間的展望に興味を持ち研究しています。時間的展望は過去を振り返ったり未来を見通すことに関わる心理学的概念です。過去をどのようにとらえた上で未来を見通しているのか、その見通しはどのように行動と結びついているのかという点について、データに基づいて明らかにしようとしています。

担当科目、ゼミ

心理学概説Ⅰ、心理学概説Ⅱ、発達心理学入門、臨床心理学入門、生涯発達心理学、ゼミナールⅠ、ゼミナールⅡ、ゼミナールⅢ、ゼミナールⅣ、卒業論文、卒業研究

教員から学生へのメッセージ

心理学の知見は、さまざまな形で得られたデータに基づいて積み重ねられてきました。どのように人の心が研究され明らかにされてきたのかを知り、心と行動の関係について興味を持っていただけると嬉しいです。

研究業績等

著書:
石川茜恵(2019)青年期の時間的展望—現在を起点とした過去のとらえ方から見た未来への展望— ナカニシヤ出版,全184ページ
石川茜恵(2018)B-3 日本と海外における青年の認知と感情,B-4 青年の感情に及ぼす社会的な動向,I-4 時間的展望と社会的動向,I-5 時間的展望の拡散(希望を見出せない青年):髙坂康雅(編)ノードとしての青年期 ナカニシヤ出版,p24-25, 26-27, 150-151, 152-153.
石川茜恵(2017)第3章 認知と感情の発達:髙坂康雅・池田幸恭・三好昭子(編著)レクチャー青年心理学—学んでほしい・教えてほしい青年心理学の15のテーマ— 風間書房,p29-45.
論文:
篠崎祐介・石川茜恵・渡邉孝継(2019)「見守る保育」における乳幼児の絵本との関わりに関する事例的研究—0、1歳児の保育場面に焦点を当てて—(研究ノート) 言語文化学会論集,52,p177-188.
石川茜恵(2017)青年期後期における過去のとらえ方と精神的回復力の関連 人間の福祉:立正大学社会福祉学部紀要,31,p1-10.
石川茜恵(2014)青年期における過去のとらえ方タイプから見た目標意識の特徴—時間的展望における過去・現在・未来の関連— 発達心理学研究,25(2),p142-150.
石川茜恵(2013)青年期における過去のとらえ方の構造—過去のとらえ方尺度の作成と妥当性の検討— 青年心理学研究,24(2),p165-182.
石川茜恵(2012)青年期における過去評価の規定要因—時間的展望の枠組みでとらえる過去— 中央大学大学院研究年報(文学研究科篇),41,p151-165.

所属学会

日本青年心理学会、日本発達心理学会、心理科学研究会、日本教育心理学会、日本心理学会、パーソナリティ心理学会