春の叙勲において坂誥秀一名誉教授が瑞宝中綬章を受章

2012/05/01

政策広報課

平成24年度春の叙勲において、坂誥秀一名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。

主な功績

(総評)坂詰氏は、立正大学文学部において、史学科のなかの特に考古学専攻の拡充に尽力し、あわせて大学院の修士課程、博士課程を設置して教育内容の充実に貢献した。また大学内においては、文学部長、学園の常務委員、大学長を歴任し、立正大学の発展に寄与した。考古学の専門性に基づいて文化庁、国立博物館などの所蔵品買取協議員に就任し、文化財保護行政への対応として東京都、東京都府中市、国分寺市、東大和市、品川区などの文化財審議委員、遺跡調査団団長などを歴任した。また文部省学術審議会専門委員に就任する一方、東京都では環境影響評価審議会委員としても貢献した。

功績概要

  1. 立正大学文学部長を2期6年間務めた後、学園の常務委員をへて立正大学学長となり、地球環境科学部、心理学部の設置にかかわり、大崎・熊谷両校地における諸施設などの環境を整備し、理系学部を含めた総合大学化を推進することに貢献した。また熊谷校地整備の一貫として立正大学博物館を開館して、初代館長を務めた。
  2. 仏教系大学である立正大学における特色ある考古学として、仏教考古学を主体とする歴史考古学研究を推進した。海外遺跡調査の先駆として釈迦の故郷であるネパール国のテイラウラコット遺跡を発掘調査し、釈迦出家前の居城であるカピラ城に比定するなど、対外文化協力事業に貢献した。専門である考古学研究では、仏教考古学を含めた歴史時代を専攻とし、古代の寺院・国府・国分寺・窯業遺跡などの調査を行い、これらを対象とした多くの著作がある。
  3. 学会活動では、日本考古学協会の委員、(財)古代學協会では専務理事として運営に当たり、武蔵野文化協会では会長として、考古学を中心とした文化活動に寄与した。
  4. 社会的活動としては、文部省学術審議会専門委員に就任する一方、東京都では環境影響評価審議会委員としても貢献した。さらに文化庁、国立博物館などの所蔵品買取協議員に就任するとともに、各地の文化財保護行政に積極的に関与してきた。東京都の文化財保護審議会委員、東京都府中市・国分寺市・東大和市、品川区などの文化財保護審議会委員および遺跡調査団長などを務めた。また東京都品川区立品川歴史館の館長として地域文化の振興に貢献した。さらに、各地の遺跡調査の指導委員として、岩手県・栃木県・山梨県・愛知県などで対応して貢献している。

以上

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