博物館の紹介

沿革

 当館は大学創立以来、学内の各所に分散所蔵されていた諸資(史)料を一括保管し、公開することを目的に設置された‘総合博物館’です。その淵源は、昭和7(1932)年に大崎キャンパス(現 品川キャンパス)に設置された考古学標本室(後の考古学資料室)と、昭和53(1978)年に熊谷キャンパスに設置された考古学陳列室にあり、両施設を基に大学創立130周年記念事業として平成14(2002)年に立正大学博物館が開設されました。その後平成16年3月には埼玉県より「博物館相当施設」として認可されました。
 
 立正大学博物館では歴史・芸術・民俗・産業・自然誌に関する学術的資料を収集、保管、公開し、これらの調査研究を行う大学付置博物館としての役割を担っています。



企画・特別展

 立正大学博物館は年2回(春季・企画展、秋季・特別展)を開催しています。博物館所蔵の資料を中心に行っています。また、各学部の研究成果の場としての提供も行っており、企画・特別展に合わせて講演会も開催しています。

 また、平成26年4月より、品川キャンパス9号館エントランスに展示スペースを設置しました。この展示スペースでは、展示パネルでの博物館収蔵資料の紹介や、企画展・特別展の移動展を行っています。

刊行物

博物館では、『博物館案内』・『立正大学博物館要説』のほかに、年1回の『立正大学博物館年報』『館蔵資料「基礎文献」叢刊』や年2回発行の館報『万吉だより』の発行を行っています。

博物館実習

教育・研究の活動の一環として、博物館学芸員課程講座の館務実習の場として提供しています。毎年夏休みの期間に1週間程度の実習を行い、10名~20名の学生たちを受け入れています。

写真撮影や梱包の仕方、土器の接合・拓本、資料台帳カードの作成などのほかに、地球環境科学部の先生による自然史実習や刀剣の取り扱い方などを行っています。

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