展示資料

考古学研究室発掘資料

立正大学文学部考古学研究室が、発掘調査によって蒐集した資料です。特に注目されるのが1958年~1980年にかけて文部省(現文部科学省)・科学研究費の交付を受けて実施した「古代窯業(ようぎょう)の考古学的研究」によって発掘された資料です。

撫石庵(ぶせきあん)コレクション

眞鍋孝志(まなべ・たかし)氏(日本古鐘研究会会長)寄贈の梵音具(ぼんおんぐ)・仏像などのコレクションです。
日本をはじめとし、朝鮮半島・中国・タイ・ヴェトナム・ミャンマー・スリランカなどのアジア各地の鐘(かね)・鐸(たく)が展示されています。

熊谷校地内遺跡出土資料

熊谷校地内における施設の建築などに際して、法(文化財保護法)によって定められた遺跡の発掘調査を実施し、貴重な資料が出土しています。
とくに縄文時代早期(約10,000年前~6,000年前)の土器群の出土は、埼玉県内の土器文化の起源を探るうえで極めて貴重な資料として注目されています。

吉田格(いたる)コレクション

吉田格氏(立正大学専門部地歴科(1941年卒)・1920~2006年)寄贈のコレクションで、旧石器・縄文時代の資料です。
吉田格氏は縄文文化研究の著名な学者であり、とくに縄文時代早期(約B.C.8,500)の花輪台(はなわだい)式、後期(約B.C.2,500)の称名寺(しょうみょうじ)式は吉田氏によって設定された型式標準資料として学界に周知されています。

ティラウラコット遺跡出土資料

ティラウラコット(Tilaura Kot)遺跡は、ネパール王国の南部、インドとの国境に近いルンビニー州タウリハワーに位置します。当遺跡は釈尊(しゃくそん)が太子シッダールタとして青年時代を送り、やがて出家を決意したカピラ城比定遺跡の一つです。
立正大学がこの遺跡を1967年~1977年にかけてインド・ネパール仏跡調査団を編成して調査しました。その際出土した資料や、当時の調査道具や写真を展示しています。

サハリン(樺太・からふと)出土資料

久保常晴(つねはる)氏(元本学名誉教授・1907~1978年)寄贈のサハリン(樺太)出土資料は、久保氏が1930年代に樺太の地を調査した際に蒐集したものです。
展示されている樺太考古資料は、昭和7~10年頃(立正大学在学中~史学研究室副手となられたころ)にかけて、当時ご両親が在住されていた樺太島の留多加(るたか)(現在のAniva)周辺の遺跡を調査された際に収集された資料です。