嶋津ゼミ
島津ゼミ詳細

社会的背景や社会構造などの広い視野で、会計制度を分析する

会計制度は、政治・経済・文化などさまざまな要因で設定されます。また会計制度によっては、企業行動にも影響を与えます。このような会計制度がなぜ社会に受け入れられるのか、ときにはなぜ批判を受けるのかについて、嶋津ゼミでは社会的背景や社会構造などの広い視野で分析していくことを目標としています。

ゼミの特徴・ゼミで学べること

嶋津ゼミでは毎回のゼミで発表を行ってもらい、ゼミ生同士で議論を行うことを中心にしています。こうすることで、①発表準備の資料・論文収集で知識の習得、②発表資料作成と当日の発表により文章作成能力とプレゼンテーション能力の向上、そして③ゼミ生同士の議論で知識のより深い理解やコミュニケーション能力と論理的思考能力の向上など、多くの知識やスキルを身につけることができます。

広い視野で会計制度を分析することを目標としているので、会計はもちろんのこと、さまざまな分野の内容を勉強してもらいたいと思っています。

ゼミの取り組み

2年生前期:ゼミの共通知識習得のために、会計に関するいくつかの基礎的な文献を輪読します。
2年生後期:前半はゼミナール発表大会の準備をします。後半は現実に生じている具体的個別問題として象徴的な会計不正事件や企業不祥事について、新聞記事、ビジネス雑誌等の一般的な資料をもとに事例調査をしてもらいます。

3年生前期:現実の事象をさまざまな視点から見るため、多様な分野の考え方を分析視角として勉強してもらいます。
3年生後期:これまで勉強してきた内容を総動員して、グループ研究を行い論文を作成します。優れた論文については学部内の懸賞論文に投稿します。

4年生:2年生、3年生の間にゼミで勉強したことをもとに卒業論文執筆のための個別研究をしてもらいます。

ゼミで行った研究・プロジェクト・行事

2年生はゼミナール発表大会において下記のテーマで研究発表を行います。
発表テーマは下記のとおりです。

2016年度
「マックどーなるど?―会計視点での再建計画―」「フジテレビが危ない!?―会計から見た真実―」「孫正義のカリスマ性の光と影―会計からみえる真実―」

2015年度
「激動の大塚家具〜会計でみる親子げんか〜」「ディズニー人気の秘密〜実は会計が絡んでいた!?〜」「今きてるネット広告企業を探せ!〜あなたならどこに投資する?〜」

3年生はグループに分かれてさまざまな研究を行っていますが、2015年度〜2016年度は2年連続で学部内の懸賞論文の佳作を受賞しました。
受賞した論文は次のとおりです。

2016年度
「デリバティブ取引の本質的特徴-科学論を手がかりとして-」「6次産業化による農業の活性化〜2つのアプローチ方法と新モデルの提示〜」

2015年度
「アメーバ経営の構造的特徴-パノプティコンを手がかりとして-」

ゼミ生に求めること

ゼミは通常の授業と異なり、教員だけでなくゼミ生とともに作り上げるものです。充実したゼミを築き上げるためにも、各ゼミ生には積極的な姿勢を求めます。
また本ゼミでは会計を切り口としてはいますが、対象は社会現象や企業行動などのより広い視点のものです。したがって会計だけでなく、むしろ世のなかの動き、企業活動全体、大衆文化など、広くさまざまなことに関心を持っている人を希望します。

ゼミ生の将来像・進路

嶋津ゼミでは「すぐに使える知識」を勉強することを中心的な目的に置いていません。ゼミ生が社会人として活躍し始めて5年後や10年後に、ふと何かのきっかけで「そういえばゼミでこんなことを勉強したなぁ」とか「嶋津がこんなことを言っていたなぁ」と思い出してもらえるような「考え方や物事の見方」を中心に勉強してもらえればと思っています。

進路についてはアパレル、証券会社、メーカー、専門商社、情報系ベンチャー、非営利組織など多岐にわたっています。なかには企業の募集自体に経理はなかったにも関わらず、面接の結果、特別に経理の採用枠を設けて採用されたというゼミ生もいました。

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