子ども教育福祉学科
教員インタビュー

子どもたちの未来のために、
考え、学び、動くことが好きな仲間に出会えます

子ども教育福祉学科
大竹智 教授

「私たちの役割は、学生と社会をつなぐこと。つながった先の世界は、学生本人が自分たちで広げていってほしい」と話す、大竹智先生。子どもの心の声に気づいて、寄り添える保育士・幼稚園教諭と小学校教諭の養成をめざす子ども教育福祉学科での学びについて聞きました。

50年間積み上げてきた経験と
時代に合わせた教育を融合させた学びがあります

ー 立正大学の社会福祉学部子ども教育福祉学科での学びについて教えてください。

子ども教育福祉学科では、現学科の前身である保育専門学校開設から50年にわたり保育者養成を続けています。短期大学部を経て、大学(学部)となった現在は、子どもの言動を心理学的な知識をベースに理解し、遊びを通じて子どもたちの成長と発達を促していくという考え方に基づき、所定の科目を履修すると保育士、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状、認定心理士の資格や免許を取得することができます。

私たち教員が考える保育士と教員の役割とは、目の前にいる子どもたちを理解して、子どもたち一人ひとりの目標を実現するための支援をしていくことです。しかし、いまは保護者に対しても保育や教育に関する支援が求められるようになりました。子どもと保護者が地域社会でより幸せに生きていくための知識と技術をもって、子どもの小さなSOSに気づき、背景にある状況に働きかけて、環境調整できる保育士と教員の養成をめざしています。

また、本学科では多様化する保育環境へ対応するため、保育英語検定に取り組んでいます。この資格は、幼稚園や保育所で展開している保育(手遊びや折り紙など)を英語で表現できる能力と子どもや保護者の方との英語によるコミュニケーションの習得を目的としたもので、「英会話」の授業で取り組んでいます。TOEICのスコアを上げる取り組みも行い、インターナショナルスクールや外国籍の子どもが入所している保育所・幼稚園などでも役立つようにしています。

保育士になる、小学校教諭になる。
子ども福祉教育学科ならではの学修で夢をかなえます

ー 子ども教育福祉学科で保育士になるため4年間かけて学ぶ理由を聞かせてください。

子ども教育福祉学科が4年間かけて保育士を育てるのは、子どもを中心とした心理学と社会福祉学をベースに、福祉・教育・心理の基礎知識をじっくりと時間をかけて学んでほしいからです。保育所をはじめとする児童福祉施設での実習へ向かう事前学習と事後指導の時間も十分に取り、実習をより充実させています。そして、ソーシャルワークの視点をもった保育者養成を目指しています。

ー 次は、小学校教諭をめざす学びについて教えてください。

社会福祉学部での小学校教諭の養成ということで、子どもの権利擁護を踏まえ、一人ひとりの違いを認める社会福祉の視点から、子どもたちの自分らしい生き方を支援できる教員の養成を目標にしています。
子ども教育福祉学科の専門分野である「保育」では、乳児保育や障害児保育を学びます。私たちは保育の原点でもある、声なき声に耳を傾け理解することは、小学校教育でも同じことだと考えています。この考えのもと、言葉をまだ話せない乳児保育や自分の意思を発することがむずかしい障害児保育と同じように、表情での意思表示や小さな言動のサインをキャッチして、すべての子どもたちを支援するための学修を重ねます。

インターンシップそのものとなる実習と
アクティブ・ラーニングができる学内保育施設

ー 子ども教育福祉学科の実習について、教えてください。

4年間で計3回(計36日間)、児童福祉施設で行う実習では、保育所や乳児院、児童養護施設などで、0歳から18歳までの子どもたちを相手に実際の現場を学びます。学生のなかには、実習した施設でボランティア活動やアルバイトをしたり、実習自体を職場体験や自己アピールをしたりするインターンシップのような場として位置づけ、就職活動につなげる学生もいます。
一方、小学校教諭免許を取得する教育実習は4週間行っていますが、それ以外にもボランティア実習として1年生から小学校を訪問し現場体験をしています。

ー 熊谷キャンパスにある子育て支援センターについて教えてください。

子育て支援センター(通称ベアリス)は、2011年に熊谷キャンパス内に開設した保育施設で、お子さんと保護者に子育てしやすい環境を提供すること、学生の保育実践の場を提供することを目的としています。専門の知識をもった教員を中心として発達障害のある子どもを育てている保護者の方を集めたサークル活動やリトミック、外国籍をもつ異文化の方への支援を行っています。
また、ベアリスでは授業や実習、学生ボランティアの活動も行われています。学内にある現場で保育を学びながら、保護者の方の話を聞くこともでき、その話を卒業論文にまとめた学生もいます。

自分の世界から一歩踏み出した
広い世界での出会いを大切にしてください

ー それでは、子ども教育福祉学科の学生のみなさんに期待することについて、聞かせてください。

大学キャンパス内の4年間の学びも大事ですが、学部や大学から一歩踏み出した経験をしてほしいと思っています。部活やサークル、ボランティア活動で学部や大学をこえて友人と出会うのも素晴らしい機会だと思います。
私自身も大学進学、就職、そして立正大学の教員になるまでのすべてが、人との出会いのおかげだと強く感じています。
いま目の前にあることに一生懸命取り組みながら、地域社会を含む広い世界での出会いを大切にしてほしいと願っています。

経験豊富な教員たちと未来の仲間たちが
熊谷キャンパスで待っています

ー 最後に、受験生のみなさんへメッセージをお願いします

子ども教育福祉学科には、元家庭裁判所調査官、小学校の校長先生、居住型の児童福祉施設(乳児院、児童養護施設)で働いた経験など、福祉・教育・心理の現場で豊富な経験を積んだ教員がいます。そのような教員たちや同じ夢を抱く仲間たちとの出会いで、自分自身の視野を広げてほしいと思います。
子どもの福祉・教育・心理に関心があるみなさん、自然豊かな熊谷キャンパスの雰囲気や模擬授業を体験できるオープンキャンパスで、大学生活への扉を開いてみませんか。みなさんとの出会いをお待ちしています。


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