地球が誕生してからおよそ46億年の歳月が流れました。悠久の時の流れのなかで、海洋が出現し、生命が誕生し、酸素が蓄積され、いま我々が知る地球環境が成立したのです。一方、人類が地上に現れたのはわずか数百万年前のことで、長い地球の歴史から見ればつい最近のことでしかありません。つまり、人類は地球史のなかでは新参者なのです。そして、その新参者である人類は、活動の場を広げ、社会の急速な発展とともに地球環境に負荷を与え続け、その結果、重大な環境問題を引き起こしているのです。
このように現在見られる地球環境の悪化をもたらした原因のひとつとして、地球環境のメカニズムを十分に理解しないまま、急激に人間社会が発展したことがあげられます。今後、人類は反省するとともに、自然と真剣に向き合い、共生する方策を探っていかねばなりません。そのためには、自然科学を理解するのみならず、人文・社会科学的知識も持ち合わせ、それらをいかす情報の収集・分析のための技術の習得が必要です。

立正大学地球環境科学部は、地球環境問題の改善や解決に資することのできる人材の育成を目的として、平成10年に熊谷キャンパスに開設されました。本学部は環境システム学科と地理学科の二つの学科を有する日本有数の文理融合型学部でもあります。環境システム学科では「諸現象の原因から結果に至るプロセスを明らかにする環境システム学」を、地理学科では「人間と自然の関わり、そしてその地域性を究明する地理学」をそれぞれ学びます。そして、ここで学んだ知識や技術を駆使し、地域貢献への責務を果たせる人材や地球環境問題解決に向けて活躍できる人材を社会へ送り出しています。また、本学部では教員免許状をはじめ、みなさんが将来社会へ出てから役立てられる多種多様な資格を取得できるプログラムも用意しています。
環境に興味をもち、自然や地域のことを理解しつつ、環境問題・地域問題に気概をもって立ち向かう若いみなさんが集い、本学部において有意義で充実した4年間を過ごしていただきたいと願っています。

学部長プロフィール

■専門分野
岩石・鉱物・鉱床学, 地球宇宙化学

■学歴・取得学位
1991年 新潟大学大学院 学術博士

■所属学会
・岩石鉱物鉱床学会
・日本地球化学会
・日本地質学会


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