
宗学とは
―日蓮聖人の思想信仰をさぐり自己変革をはかる―
宗学とは、日蓮聖人の考え方や生き方を思想的、信仰的側面から研究する学問です。日蓮聖人は、鎌倉時代の動乱期において、『立正安国論』を幕府に提出し、正しい仏教を伝え、社会の人々に真実の救いをもたらすために、自らの生涯を捧げました。日蓮聖人の思想のバックボーンとなった『法華経』には、真の平等精神と永遠の生命論、および慈悲の精神を実践する人間の生き方が説かれています。宗教的な価値観を広く学びながら、日蓮聖人の思想と行動の意味を探り、日蓮教団の歴史学的な解明の方法、信仰の哲学的・心理学的なアプローチ、日本文化の諸相などについても学ぶことができます。ひいては、現代における人間のあり方を追求し、宗教的な視点から新たなる自己を発見し、自己変革をはかり、現代社会に貢献できる人材を育成することを教育の目標としています。
将来の進路
日蓮宗の僧侶をはじめ、教団の指導者として宗教的活動に携わる仕事、また教育者(中学校教諭、高等学校教諭ほか)や研究者(大学教員)となる道も開かれています。社会福祉(仏教精神によるボランティア)や心のケア(心理カウンセラー)に関する仕事に従事したり、専門知識を活かして新聞社や出版社の編集業務などで活躍している人もいます。
立正大学仏教学部宗学科の学び
<大崎キャンパス>
1580年に創設された日蓮宗の教育機関を源とし、立正大学の建学の精神のもとになっている日蓮聖人の「立正精神」を400年以上にわたって継承しています。日蓮聖人の思想と行動を探求することが中心的テーマです。日蓮宗僧侶に必要不可欠な専門知識を伝授するとともに、それを人々に伝える使命感ある指導者=宗教者を養成しています。
免許・資格(宗学科で取得できる主な免許・資格)
中学校教諭1種(社会・宗教)・高等学校教諭1種(公民・宗教)、学校図書館司書教諭、図書館司書、社会教育主事(任用資格)、社会福祉主事(任用資格)、博物館学芸員、日蓮宗僧階科目単位(僧階取得には日蓮宗の定める修行等が別途必要です)
