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春の叙勲において髙村弘毅名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました

2014/05/09

政策広報課

春の叙勲において髙村弘毅名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました

主な功績

(総評)髙村氏は、立正大学文学部地理学科のなかで自然地理学専攻、特に水文学の拡充に尽力され、あわせて環境現象の視点から学科の応用科目と大学院博士課程に環境科目を導入して教育内容の充実に寄与しました。また、わが国初の地球環境科学部設置にあたっては教学側の代表として準備を進め、革新的な実践環境学の理論構築を図りつつ、国・地方行政と連携したシステムの確立に貢献しました。また大学内においては、学生部長・文学部長・地球環境科学部長・大学院地球環境科学研究科委員長・大学長・学園副理事長を歴任し、その間博士後期課程・新学部・学科の新・増設に関わり立正大学の発展に寄与しました。また、文部省学術審議会専門委員、(独)大学評価・学位授与機構国立大学教育研究評価委員会専門委員に就任する一方、国交省・環境庁・東京都等と連携し、水環境保全に先駆的役割を果たしました。加えて、埼玉県・東京都の土壌・地下水汚染対策の委員長として汚染源の把握と対策に貢献しました。またアフリカ・中東地域・中国など乾燥地域における環境変化に関する研究とJICAの水資源管理事業に関わり日本の国際貢献に顕著に寄与しました。日本学術会議研究連絡委員会の委員としても3分野で貢献しました。今回の受章は、こうした教育・研究活動の実績が評価されたものです。

功績概要

  1. 立正大学文学部長(2期6年)、地球環境科学部長、同大学院研究科委員長、学長(2期6年)、学園副理事長(5年11ヶ月)を歴任、その間理学系の地球環境科学部・大学院同専攻科設置を先駆的に推進し、文系・理系の融合学部の発足に大きく貢献し、総合大学としての教育に成果を上げました。多数の海外大学と協定し学生の国際化に貢献しました。
  2. シルクロードにおける古代オアシス集落廃墟化時代の古水文環境を再現するため、砂漠流入河川の伏没減水モデルを先進的に提案して、乾燥・半乾燥地域に関する国際会議(WATARID・新疆大学・パリ大学)などで高い評価を得ました。またJICAのアフリカ諸国、中東地域の水資源の開発と管理、灌漑節水に関するプロジェクトでも貢献しました。
  3. 都市域における地下水位低下の緩和策として雨水浸透マスの適正配置を国交省や地方自治体に提案し、施設の普及と地下水涵養効果の実証に尽力しました。大都市の地下水位上昇は大規模な地下構造物の開発による見かけ上の地下水位であり、地下水量の増加によるものでないことを実践的に提言し、メルボルン大学で開催された国際水文学会(IAH)の招待講演で高い評価を得ました。
  4. 学会・社会活動:日本地下水学会会長、富士学会副会長などを歴任し学会発展の貢献で功労賞を受けました。東京都自然環境保全審議会、熊谷市環境審議会、多摩市国際交流センター理事長、日本カンボジア開発振興協会会長を務め、行政分野での貢献も顕著であります。

以 上

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