MESSAGE ご挨拶

開校150周年を迎えて

立正大学学園は、その淵源である1580年(天正8)に開学した飯高檀林から数えて437年、1872年(明治5年)に東京芝二本榎(東京都港区高輪)の承教寺に設立された小教院からは145年を数え、2022年には開校150周年という記念すべき大きな節目を迎えました。
この間、本学園は仏教の開祖・釈尊の教えの真髄とも称される妙法蓮華経(法華経)と、13世紀の鎌倉時代、激動の社会情勢のなかで、この法華経のもとに正しきを立てて世の平安と民衆の救済に一身を投じた日蓮聖人の思想と精神を受け継ぎ、そこに謳われる「立正精神」を教育理念の根本に据えてきました。
今日、少子高齢化と人口減少が進み、変化が激しく予測が困難な21世紀の社会を迎え、本学はその社会的使命を担い、人類社会の発展に貢献する人材の育成に向けて、なお一層努力してまいります。学校法人 立正大学学園
理事長 望月 兼雄